赤外線ランプの温度

赤外線ランプの温度

赤外線ランプの光に当たることには、遠赤外線効果を利用して血行を促進させる効果があります。ですから、ただ温度を上昇させて温めるというのではなく、身体の芯から温まる効果がありますので、ぽかぽかとした気持ちの良さが続きます。また、赤外線ランプを使って血行を良くすることで、体内の循環が良くなって老廃物の除去が促進されたり、肩こりが解消したりといった嬉しい効果もあるようです。赤外線ランプはお肌を美しくするためにも美容機器として使用されてもいますので、美容や健康のために幅広く活用することが出来る機器なのです。
他のタイプの暖房機器よりも安全性が高く、エネルギー効率も良いということで人気が出て、近年話題を呼んでいます。排ガスなども生じませんので、クリーンなエネルギーとしても注目されており、様々な用途に応用していける可能性を秘めていると考えられています。そんな次世代のエネルギーである赤外線に注目してみてくださいね。

赤外線ランプで熱が伝わってくるのはどうして？

赤外線というのは、人の目では見ることができない光です。なぜ赤外線ランプで暖かく感じるのか、その理由を疑問に思う人もいるでしょう。
専門的な話になりますが、放射される電磁波の赤外線が物質に届き吸収されると、この部分の分子の振動が大きくなるのです。振動が大きくなれば、その分エネルギーが増えるので暖かくなります。
白熱電球からの放射は赤外部に多く、フィラメントの温度を上げることで可視光は増します。フィラメントの温度を低めることで、赤外線を多く発生させた特殊な電球を赤外線ランプといいます。普通は、反射型電球と類似の構造になっていて、視覚的な暖かさを強く感じさせるように、ガラス球は赤く着色されています。
反射形と石英管形があり、赤外線は空気を暖めはしませんが、直接物体の表面に熱を供給するため、とても効率が高く暖める時間にも遅れがありません。
このような特性から、暖房だけでなく医療や美容、農畜産業から工業にいたるまで幅広く活用されているのです。